バッハの森通信 第100号 2008年7月20日発行

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巻頭言

自然体で奏でる音楽

 心に響く響きを探し求めて

 今年の春の連休には、2年振りにヤン・エルンストさんを迎え、二つのコンサートとワークショップを開くことができました。彼のオルガン演奏を聴き、合唱指導を参観しながら、この20年来の友人が、円熟した教会音楽家になったことに改めて感銘を受けました。初めて知り合ったとき、彼はまだ大学院生でしたが、今はハンブルク音大で教えながら、ハンブルクから西に約100キロの古都、シュヴェリン大聖堂(ドーム)のカントルとして活躍しています。カントルとは、300年前にバッハも務めていた役職で、ドイツの福音主義教会が伝えてきた聖歌隊指揮者とオルガニストを兼任する要職です。
 10年ほど前の夏、シュヴェリンにヤンを訪ね、中世に建立されたゴシック様式の大聖堂を見学しました。厚い石壁に囲まれた大きな空間は、夏なお涼しく、冬は凍えるそうです。そこに19世紀にラーディガストが建造した大オルガンがあり、演奏台の後ろに林立する巨大なパイプの間の迷路のような通路を、ヤンが案内してくれました。このような大聖堂や大オルガンを建てる人は、もはや誰もいないでしょう。まさに文化遺産です。

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 ヤンのオルガン演奏を聴きながら、私たち日本人、厳密には、私たちバッハの森で学ぶ者たちは、どのようにオルガンを弾き、どのように教会音楽を演奏すればいいのか、ということを考えていました。誰でもまず彼の素晴らしい演奏技術に感心します。そこで彼から演奏の技術を学ぼうとするのですが、いくら学んでも、私たちが彼のレベルに到達するのが至難の業であることは明らかです。もし演奏の技術だけを追求していたら、結局、私たちの演奏はヤンの真似、それも不完全な真似で終わってしまうのではないでしょうか。

 しかし、今回、特に私が注目したのは、その演奏技術より、ヤンが“自然体”で楽しそうに音楽をしていることでした。彼が全く“自然体”でオルガンを弾き、合唱を指揮している様子を見ていると、ヨーロッパの精神文化の中から生じ、文化的遺産として伝えられてきた教会音楽を、彼は空気のように無意識に呼吸しながら活動している、ということが分かったような気がしました。

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   にぶき弱き声にても、
   御神の御威光(ミイツ)は誉め称えられん。
   ただ霊、ともに鳴り響きたまえば、
   かかる弱き声も御神に向かう叫びとなり、
   そを天にいます御神は自ら聴きたまえば。

                BWV 36/7

 このアリアで、バッハは、たとえ演奏技術がつたなくても、天に向かって歌えば、その歌声は天にとどくと言います。従って、バッハの森では、「天に向かって歌う歌い方」を学んでいると言ってきましたが、これでは現今流行の“スピリチュアリズム”と誤解されるようです。そこで具体的に紹介すると、演奏の技術とヨーロッパの精神文化を手がかりに、コラールやミサを歌い、オルガンを演奏し、ハンドベルを鳴らしています。その目的は、教会音楽の心に響く響きを“空気を呼吸するように”楽しめるようになることです。この楽しい活動にあなたも参加なさいませんか。
(石田友雄)

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REPORT/リポート/報告

 みんなで弾いて歌ったコラール

大勢のオルガニストが参加した一つのコンサート

 前号の「バッハの森通信」で報告いたしましたとおり、バッハの森のオルガニスト、石田一子が病いのため演奏できなかった3月のコンサートで、それまでバッハの森でオルガンを学んできた3人の方々が、初めてバッハの森のコンサートでオルガニストの役割を担当しました。3月末に、石田一子は復帰しましたが、まだ元通りに活動することは控えています。この状況に加えて、さらに多くの方々が、バッハの森で学んできたオルガン音楽を発表する時になったという判断から、去る6月15日のコンサート「コラール音楽」では、前回とは別の3人の方々にもオルガン演奏を担当していただきました。

 内容と形式、双方の“流れ”を大切にするバッハの森では、一つのコンサートに複数のオルガニストが関わるのは難しいことです。そこで、石田一子はオルガニストの交代も音栓の出し入れも、一定のリズムをもつ音楽的動作にするよう示唆しました。バッハの森のオルガンが、リュックポジティフ(演奏者の背面のパイプ)を持つため、演奏中のオルガニストの動きが聴衆から全く見えないことを考えると、いよいよ演奏以外にも“音楽的”に動作することがオルガニストに求められるのです。このような示唆、その他の問題をどのように解決したか、3人の方々が体験記を寄稿してくださいました。

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生涯で最も大切な一曲に出会えた喜び

 コンサートの最初にコラール「いと高き所にいます神にのみ栄光あれ」に基づくバッハの編曲を、古屋敷由美子さんが演奏なさいましたが、彼女は経験も長く、落ち着いた良い演奏をしてくださいました。

 私が参加させていただいたのは、コラール「み神のみ業はことごとく善し」とそのオルガン編曲でした。あらかじめ「宗教音楽セミナー」の時間に、友雄先生が詳しい解説をしてくださったのですが、私の鈍い頭には、なかなか先生のお話が入らず、入ってもすぐ消えてしまうので困りました。一子先生のオルガンのレッスンも同じことで、耳にたこができるほど、何回、同じご注意を受けたでしょうか。本当に友雄先生と一子先生の忍耐力は相当なものです。

 コンサートの1週間前に、合唱の皆さんのコラール斉唱に伴奏をつける練習をしたときは、オルガンを弾いている手が震えていました。「やっぱり弾けないかも」という思いが頭をよぎりましたが、「み神のみ業はことごとく善し」というコラールの歌詞が心に浮かび、神様が私に最も善いことをしてくださるのだから、私も出来る限り善い演奏をすればいいのだ、という思いが与えられました。それから、一子先生を初め多くの皆さんから助言をいただけたこと、パルティータを分担する、安西さん、笠間さんとスムーズに演奏交代の練習を重ねたことなど、すべてが「最も善い」準備になったと思います。

 最後に一子先生は、二つのコラール、「いと高き所にいます神にのみ栄光あれ」と「み神のみ業はことごとく善し」の思いがミックスしたような素晴らしい演奏をしてくださいました。今回は一人のオルガニストとして参加させていただいたこともあり、生涯で最も大切な一曲に出会えた、思い出深いコンサートになりました。コンサート直前に「あなたたち、絶対ちゃんと弾けるから!」と、飛べない中年オルガニストの背中を押してくださった一子先生、ありがとうございます。また30年前にオルガンの手ほどきをしてくださった木田みな子先生に感謝いたします。(當真容子)

「三人一体」の作戦に大勝利

 「バッハの森通信」第99号で、古屋敷由美子さんが、春のコンサートは“総力戦”だったと書いておられましたが、まさか私までが“総力戦”の最前線に立たされるとは、思っていませんでした。でも、総大将の友雄先生の作戦(プログラム構成)と一子先生の選曲の確かさと熱心なご指導を信じて、當眞さん、安西さんと私の3人で、コラール「み神のみ業はことごとく善し」に基づく、パッヘルベルのパルティータを2曲演奏し、それに続けてコラール斉唱の伴奏を2節ずつ受け持つことになりました。

 そこでコンサートの1週間前から、安西さん、當眞さんと3人そろったところで、プログラム順に動く練習を何回もしました。各自が受け持つ2曲のパルティータの間合いは3秒以内、人と人の入れ替わりは10秒以内と決め、當眞さんのカウントで練習開始。始めから終わりまで約13分かかりました。

 問題は、オルガニストの入れ替わりを10秒以内に収めること。通常、弾き終わった人が音栓を元に戻し、次に弾く人が自分の音栓を出すのですが、これでは間に合わないことが分かったので、弾き終わった人が右に移動してオルガンから降りるときに右側の音栓を確認、次に弾く人が左側の音栓を確認すること、曲と曲の間で音栓を変えるときは、互いに手伝うことにしました。本番の緊張を想像しながら、曲を弾くよりチェンジの練習でアッという間に時間になり、それぞれ次の用事に追われて解散しました。

 経験豊富な一子先生の「緊張すると、何が起こるか分からないのよ」という言葉を肝に銘じつつ、間合いの時間短縮のため、最後になって3人同一譜面で弾くことにしたのがゲネプロの前日。それにしても他人の譜面のよそよそしいこと。でも2ヶ月共に苦しんできた手垢とおまじないのついた譜面は、この際、あきらめることにしました。

 コンサート終了後、友雄先生から「一人の人が演奏しているようでしたよ。オルガニストが入れ替わっているのを感じさせなかった」とのコメントをいただきました。ここに「三人一体」の作戦は大勝利!(笠間きよ子)

コラールの歌詞に戻って見えた天国

 「6月のおさらい会に皆でオルガンを弾きましょう」と一子先生がおっしゃった。ご病気のため、しばらく休会になっていた「オルガン音楽研究会」に久しぶりに復帰なさった先生を囲んだ嬉しさから、思わず「はい、弾きます」と答えてしまった。ところが、6月が近づくにつれ、立派なチラシができ、プログラムには私の名前も載り、それが単なるおさらい会ではないことに気づいた。

 私が弾くことになったコラール「み神のみ業はことごとく善し」によるJ. G. ヴァルターのオルガン編曲は、4月に「コラールとカンタータ」の会で弾いたばかりの曲だが、何だかしっくりこない。細かい部分ばかりが気になって、どう弾いていいか分からなくなっていた。

 コンサート前の「研究会」で内輪の総練習をしたとき、「安西さんの天国はせわしないのね。そんな天国には行く気がしないわ」と一子先生。「いえ、先生、一緒に行きましょうよ」とお願いすると、「いやですね。神様にお任せしている? 静まってる?」と一子先生。「神が私のことをお始めになるとき、私は神に向かって静まっていよう」というコラール1節の言葉のことだ。この一言をいただいて、「あぁ、そうだった」と、私の中で絡まっていた糸が一気に解けた思いがした。右往左往せずに、コラールの歌詞に戻ればよかったのだ。

「人事を尽くして天命を待つ」という、静まった思いがテーマだと分かったとき、それまでやけに明るいと感じるだけだったコラールのメロディーが、緑の牧場を表し、大切な歌詞に付けられた装飾音は小鳥のさえずり、それがやまびこ(エコー)になって山々に響き渡っている有様が見えてきた。まさにこれはバロックの音楽家がしばしば描いた天国。こうしてヴァルターの作曲の意図が見えてきた。しかし、時はコンサートの4日前。人事を余り尽くせないうちに天命を迎えることになった。

 その他に、パッヘルベルのパルティータとコラール斉唱の伴奏を、笠間さん、當眞さんと3人で分担して弾くことになった。この曲については、3人のオルガニストの交代を円滑に運ぶための工夫、コラール斉唱の伴奏の弾き方や間合いの取り方などについて、3人で指摘し合い、一つの曲をみんなで造り上げた。オルガンの前に座ると、誰も頼ることはできず、一人で責任を負わなければならないのだが、共に支え合った2人が側にいてくれて心強かった。

 オルガンを弾き終え、会衆席に座って、クワイアがヴァイオリン、コンティヌオ・オルガンと合わせて、バッハのカンタータから「み神のみ業はことごとく善し」の5節と6節を歌うのを聴いた。先月から練習に参加して歌ってきた歌だから、つい口ずさみたくなる。それにコラールは聴くばかりではつまらない。自分で斉唱に参加してこそ会衆歌だ。と思っていると、最後にみんなで歌うコラール斉唱がやってきた。一子先生が弾く美しいオルガンの音色に合わせて、「み神のみ業はことごとく善し」と歌う歌声が奏楽堂に響き渡った。私も天まで届けと力一杯歌った。(安西文子)

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“病人”ではありません
         病気ですが

 4月発行の「バッハの森通信」第99号に、私の発病とその経過について公表したため、多くの皆様から沢山のお見舞いと励ましの電話、メールやお手紙をいただきました。遠路はるばる、お見舞いに来てくださった方々もいます。これら一つ一つのお言葉を聞いたり読んだりしながら、自分が皆様に支えられて生きている幸せを、つくづくと思い知らされました。

 あれから6ヶ月。今は元気に毎日を過ごしております。“同居”されてしまったMr. ガンに対しては、隔週1回通院して、外来で約4時間かけて抗ガン剤の点滴投与を受け、更に48時間、自宅でその続きをして終わります。この治療法は、比較的最近開発されたそうですが、今のところ苦痛を伴った副作用はほとんどなく、日常生活にも余り支障をきたさないので、本当に助かっています。特に通院しなくていい週は、「仮病じゃないの」と言われるほど元気で、自分でも病気のことは忘れて、いつもの通り、皆さんと一緒にバッハの森で学ぶ生活を楽しんでいます。

 私が病気になったことをきっかけに、ここで一緒にオルガンを学んできた人たちが、次々とバッハの森のコンサートで、オルガニストの役割を果たしてくださるようになりました。それに、私の様子を心配した旧友たちが、久しぶりに公開のプログラムに参加してくださって、空白の年月が瞬く間に消え去る楽しい再会をすることもできました。こんなにいろいろ善いことばかり起こるので、本当に“病気”に感謝しています。

 今、私は、確かに病気ですが“病人”ではありません。そして、皆様からいただいた活力で、残された時間を精一杯生きるつもりです。インタヴューを受けた勝利チームのキャプテンになった気分で、元気なご挨拶をいたします。「これからも応援、よろしくお願いいたしまーす!!」(石田一子)

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LETTER/レター/たより

新鮮な若々しいバッハの森との再会

               2008年5月19日
                 シュヴェリン

一子さん、友雄さん、バッハの森の皆さん

 シュヴェリンに帰ってから、もう10日もたちました。仕事の山を片付けて、ようやく皆さんに手紙を書く時間が見つかりました。

 バッハの森の生活に2年ぶりに参加できて、本当に楽しい日々を過ごすことができました。ありがとうございました。古い友人と再会し、新しいメンバーと知り合えたのは嬉しいことでした。20数年にわたってコンスタントに続けられてきた活動、絶え間ない成長、それに新しく参加する若い人たちが、バッハの森をいつも新鮮な若々しいグループにしています。こういうバッハの森と再会できるのは素晴らしいことでした。

 もう何年間もメグミが指導してきた合唱団は、今や本当に良いまとまった響きをしています。特に私が楽しんだのは、いつもの通りミサ曲でした。この調子で一緒に歌い続けてください。同様に新鮮な思いを、これまたいつも通りですが、バッハの森のアーレント・オルガンに感じました。これは私が知っているオルガンの中で、最も美し響きをするオルガンの一つです。

 特に嬉しかったのは、カズコ、あなたが大変活動的で楽しそうに見えたことです。病気に耐えて、あなたがその力をずっと長く持ち続けてくださるよう願っています。また楽しい食事と会話を毎日お宅でご一緒させていただきました。学びと音楽、専門的な議論と友情が混ざり合って一つになった愉快な会話でした。

 マインデルトは、私に託された皆さんの寄せ書きにとても感謝していました。シュヴェリンには素晴らしい夏の気候(24度)が戻ってきました。聖霊降臨祭の前日、大聖堂を満員にした人たちと一緒に、私の前任者のお誕生日をコンサートでお祝いしました。今週末にはシュヴェリンとハンブルクでオルガン・コンサートを開きます。夏を迎えて大聖堂の活動予定は一杯です。

 妊娠中のメグミが引き続き元気なことを願っています。安積家にはもう赤ちゃんが生まれましたか? 皆さんのことをよく思います。皆さんと一緒にした音楽、楽しい会話、それに皆さん全員からいただいた友情に感謝し、皆さんにお護りがあるよう祈ります! 皆さんのヤン・エルンスト

日 誌(2008.4.1 - 6. 30)

4. 4 運営委員会 参加者6名。
4. 8 来訪 鈴木欽一氏(茨城県教育長)、蔀孝二氏(茨城県総務課)、他1名。
4. 28 到着 ヤン・エルンスト氏、ワークショップ
   コンサートのため来日。5. 6まで滞在。
4. 29 合唱特別練習 指導:ヤン・エルンスト氏。 参加者21名。
5. 3 オルガン・コンサート 「聖霊降臨祭」
   オルガン:ヤン・エルンスト、参加者60名。
5. 3~ 5 ワークショップ 「バロック教会音楽」
参加者21名。
5. 5 教会音楽コンサート「聖霊降臨祭第2祝日」
参加者59名。
5. 16 運営委員会 参加者7名。
6. 13 運営委員会 参加者6名。
6. 14 ゲネプロ 参加者18名
6. 15 レクチャー・コンサート 「コラール音楽」 参加者42名。
6. 21 財団法人筑波バッハの森文化財団・理事会
   評議員会 参加者9名。
   大掃除 & 相談会 参加者19名。

J. S. バッハの音楽鑑賞シリーズ
「コラールとカンタータ」(JSB)

1. 12 第223回(顕現祭)、
クリスマス・オラトリオ第6部「主よ、高ぶる敵がいきり立つとき」(BWV 248/54~64);
オルガン:比留間恵。参加者15名。

4. 5 第234回(ミゼリコルディアス・ドミニ)、
カンタータ「主は私の誠実な羊飼い」(BWV 112);
オルガン:J. S. バッハ「いと高くいますみ神にのみ栄光あれ」(BWV 717)、
古屋敷由美子。参加者16名。

4. 12 第235回(ユビラーテ)、
カンタータ「泣き、嘆き、憂い、怯え」(BWV 12);
オルガン:J. G.ヴァルター「神がなさること、それは善くなされること」、
安西文子。参加者14名。

4. 19 第236回(ロガーテ)、
カンタータ「本当に本 当に私はお前たちに言う」(BWV 86);
オルガン:J. S. バッハ「救いは私たちに来た」(BWV 638)、
金谷尚美。参加者14名。

4. 26 第237回(エクサウディ)、
カンタータ「彼らはお前たちを追放するだろう」I(BWV 44);
オルガン:J. G. ヴァルター「すべて私が行うときに」、
海東俊恵。参加者13名。

5. 17 第238回(三位一体祭)、
カンタータ「おぉ、聖なる霊浴と水浴よ」(BWV 165);
オルガン:石田一子。参加者18名。

5. 24 第239回(三位一体後第7主日)、
カンタータ「おぉ、永遠よ、あなた、雷の言葉よ」(BWV 20);
オルガン:古屋敷由美子。参加者15名。

5. 31 第240回(三位一体後第8主日)、
カンタータ「主なる神が私たちのかたわらに留まっておられないところで」(BWV 178);
オルガン:大木真人。参加者19名。

6. 7 第241回(三位一体後第9主日)、
カンタータ「会計報告をせよ、と雷の言葉」(BWV 168);
オルガン:横田博子。参加者14名。

学習コース

バッハの森・クワイア(混声合唱)4. 5/19名、4. 12/16名、
4. 19/11名、4. 26/17名、5. 17/16名、5. 24/14名、5. 31/17名、
6. 7//17名、6. 14/14名。

バッハの森・声楽アンサンブル 4. 5/7名、4. 12/7名、4. 19/6名、
4. 26/7名、5. 17/6名、5. 24/5名、5. 31/6名、6. 7/5名。

バッハの森・ハンドベルクワイア 4. 5/7名、4. 12/6名、4. 19/5名、
4. 26/7名、5. 17/5名、5. 24/6名、5. 31/5名、6. 7/7名。

宗教音楽セミナー 4. 4/8名、4. 11 /8名、4. 18/9名、4. 25/8名、
5. 16/8名、5. 23 /8名、5. 30/8名、6. 6/9名。

オルガン音楽研究会 4. 2/5名、4. 16 /4名、5. 14/5名、5. 28/5名、
6. 11/5名、6. 25/5名。

入門講座:旧約聖書を読む 4. 4/8名、4. 11 /8名、4. 18/7名、
4. 25/7名、5. 16/8名、5. 23/8名、5. 30/8名、6. 6/8名、6 13/7名。

パイプオルガン入門 5. 22/2名、5. 29/2名、6. 4/2名、6. 11/2名、
6. 19/2名。

パイプオルガン教室  4. 11/2名、5. 11/2名、5. 20/2名、5. 27/2名。


声楽教室  4. 5/9名、4. 12/9名、4. 19/6名。

寄付者芳名(2008.4.1 - 6.30)

11名の方々から計151,610円のご寄をいただきました。

建物修繕費用・積立会計(2008.4.1 - 6.30)

50名の方々から計364,000円のご寄付をいただきました。

2007年度統計

集会回数・参加者延べ人数 (2007.4.1〜2008.3.31)

学習コース  回数  延人数
クワイア(混声合唱) 34 568
ハンドベルクワイア 32 201
声楽アンサンブル 29 317
弦楽アンサンブル 11 36
宗教音楽セミナー 28 225
宗教音楽入門 5 35
バッハを聴いて学ぶ
キリスト教文化入門
13 71
入門講座:聖書と歴史(預言を読む) 35 241
特講:ラテン語・ドイツ語入門 10 22
パイプオルガン教室 40 171
パイプオルガン入門コース 14 28
オルガン音楽研究会 1 4
声楽教室 37 196
バロック教会音楽ワークショップ 3日間 51
秋のワークショップ 1 18
クリスマス祝会 1 35

公開プログラム  回数  延人数
コラールとカンタータ       31 514
コンサート 6 264
クリスマス物語 1 40

運営活動  回数  延人数
運営委員会 10 50
理事会・評議員会         2 21
大掃除 1 8

その他  回数  延人数
来訪               3 9

計 3日間と342回 3,125人

*     *     *

会員移動(2006年度) 入会 退会 増減
維持会員 12 17 -5
賛助会員 1 2 -1
13 19 -6
会員数(2008.3.31現在
維持会員 128人
賛助会員 59人
187人

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会計報告(2007年度) 単位:千円

一般会計

収入の部  
前期繰越  2,307
基本財産利息 9
維持・賛助会費  1,252
寄付 221
事業収入 3,338
雑収入 2,269
9,396
支出の部  
管理費  3,502
事業費 1,827
備品購入費  432
建物維持積立  2,406
長期借入金返済  360
次期繰越 869
9,396

長期借入金     35,640
短期借入金(建物維持) 11,930

*     *     *

特別会計(建物維持)

収入の部  
前期繰越  1,551
寄付 1,048
一般会計繰入   2,406
5,005
支出の部  
借入金返済 2,300
次期繰越      2,705
5,005

*     *     *

特別会計(地上権)

収入の部  
前期繰越     262
寄付金       200
462
支出の部  
次期繰越       462
462

*     *     *

寄 贈

 浪川幸彦氏(椙山女学園大学教育学部教授)より、『新バッハ全集』
(Neue Ausgabe Samtlicher Werke, Barenreiter-Verlag, Kassel und Basel)
のカンタータ集、オルガン曲集など46冊が寄贈されました。